ドリーム仮面

めでたかー。じつにめでたかー。 東北出身の私が馴染みのない長崎弁で喜んでいます。なぜならビリケン出版から『ドリーム仮面 ぼくだけの家』が出版されたから!!嬉しい! ドリーム仮面は、お世辞にもかっこいいとはいえないお顔立ちのヒーロー(お酒好きで長崎弁)が子どもの悪夢をドリームインクでいい夢に書き換えるという異色メルヘンで、1973年に週刊少年ジャンプで連載されていた中本繁さんの作品です。手塚賞(集英社主催)入賞も連載後に消息不明。2000年に太田出版からコミックが出版された際も「手がかりをお持ちの方はご一報ください」との文章があります。 どっこいドリーム仮面は生きていた! マンガの連載こそなかったものの、『くるくる紙芝居』というロール紙をくるくるまわしながらお話が展開する紙芝居の活動をされていたようです。 そして40年ぶり(!)になかもとさんの作品、絵本『ドリーム仮面 ぼくだけの家』が出版されたのです! なかもとさんの作品の魅力はポップでメルヘンでドリーミィ〜。不思議なカオのキャラクターたち。夢とも現実ともつかない世界。(夢の中のお話なんだけど...) かわいい!たまらん! 絵本の出版を記念してビリケンギャラリーで絵本展が2月に開催されていたのですが行きそびれた私。くやしかー! しかーし!スペースを縮小して展示されているので同じく悔しい思いをされている方は急いで行った方がいいですよ。サイン本も売っています。またこのサインもかわいいのよー! さて、コミックには悪役も登場。この悪役もかなり魅力的。現実仮面、悪夢仮面、独身怪獣、宿題怪獣などなど...。 今回はオネショライダーをご紹介します。 「わいの名はオネショライダー 子どもにオネショさせるのが趣味まんねん」 恐ろしい!そりゃドリーム仮面も怒るわ。 ふふふふふ...
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